ちぎったメモの端っこに

明るい日も、暗い日も

寝たら忘れるくらいちょうどいいけど実際そんなうまくはいかん

先日イラッとすることがあったんですよ。イラッと具合を10段階で評価するならその瞬間6割くらいで、帰宅してから9くらいまで跳ね上がった遅延型イライラ。

 

なんでそんなことになったかを端的に言うと仕事で自分が担当していた物に他の人が口を出してきた。それは違うんじゃない、とかそれはイメージと違うだとか言いながら理解出来ない内容であることを言われましてん。いやもうシンプルに知らんがなの一言に尽きるんですけど。だって100歩譲って私と一緒に担当をしているなら分かる。やが、現実担当ではない。それなのになんでこの人はまるで担当のように上司からの指示云々に一喜一憂、喜怒哀楽みせとるんだ?と最初はポカン?状態から始まってふつふつとこっちにもイライラが湧いてくる。

 

疑問を抱きすぎたり、拘りすぎると精神的にしんどくなるタイプなのでこういう仕事をしますと言われた時には心の平穏を第一に進行して行きたい私に取って思わぬところからハードルのご準備が入ったようなもんである。いや、仕事がまずハードルやねんから追いハードルはええよ。追加で報酬出るなら別やけど。

 

honto.jp

イライラが妙に治らない微妙な面持ちの中、とりあえず読もうと思っていた「相談の森」を読み始めることにしまして。こう言うこと考えてても別に何か変わるわけじゃないしな〜と。寝て忘れれたら一番いいけど(それが一番羨ましい)自分はそうもいかないので、ご飯を食べてお風呂には気持ち長めに浸かって、ベットでひたすらページを捲って読み終えた。

 

ちょうどいい緩さだったなぁ。こう言う質問にはこう言う答えが正解なんだろうな、っていう世の中の”常識”的な回答が自分も嫌にちゃんと歳も大人になったのを痛感するように分かる中で、燃え殻さんの「それは分かるけど、こんな風に思うんですよね」だとか「こんな感じでいいんじゃないでしょうか」「こうしてみるのもいいと思います」といった風な、知らんけど、のスタンスで横で聞いてくれるような質問の回答の文章を見ながら改めて『ああいう風にちょっと言い合いっぽくなったけど思ってるより向こうは気にしてないかも知らん。家帰って今日のことなんて全然思い出してもないかも知らんわ、そう考えるとこの時間自分別に考えるより好きなアニメか映画かの一本でも見た方が明日も頑張れるわ』となんとなくストン、と気持ちが落ち着いて、ぐっすり。それはもうスピスピ言いながら寝てたと思います。

 

次の日、変に意識したり萎縮から入ってしまわないように、自分から先に挨拶してたわいもないことで喋りかけてみた。どれぐらいたわいもないかって言うと、LINEニュースの一番上にあったやつを言ったくらいにはたわいもない。そしたらその人も「ああ〜、そうらしいね!私も今朝ニュースでみたんだけどそういえばー」って普通に会話が弾む。なんや、気まずくもなんともない。

 

なんとなくこの人なりに良い形にならへんかなっていう意見くらいのつもりやったんかな、こっちが思ってるより強い感じじゃないんかも知らんわと適当に会話に相槌を打ちながら考えてました。時間を少し開けて、「第三者的な視点からのこの仕事内容への意見を伺いたい」とまず事前にこちらが言った上で私が担当する仕事への意見を改めて求めてみると先日よりまとまった形で色々良いアドバイス的なご意見を貰いました。

 

ただの野次的に受け取ってしまわないようにこちらも形から入る、形を整えて向かってみると言うのが自分的な打開策だったみたいです。こないだの自分に取って。このやり方が書いてあった訳ではないけれど、来る波に思いっきり威嚇の姿勢で挑むんじゃなくて、流されてみて、で、なんで流されたんやっけ〜くらいに服に染みた水絞りながら元いた場所に向かって歩いてみるくらいが自分には向いてるみたいです。きっと先日のイラッとしたその瞬間にそれどう言うことですか?って真っ向から時速180kmで向かうのも一つの選択肢にはあるけど。まだその選択肢はしまっておこかなと思います。なんだか1つレベルアップした日でした。テレレレッテッテッテー♪(レベルアップ音)

 

400文字どころか1600字を超えていたことに気付いてます。よう喋るなあ。